霊気(レイキ)のことを、インドでは、Prana プラーナ。ハワイではMana マナ。また、中国では、Chi 気と呼ばれています。
その霊気が、わたしたちの体内に宿った時、自然治癒力、免疫力、バイタルフォース、またの名を神性、仏性など、いろんな言い方をすることができます。
伊勢神宮のような大きな神社の中のご神気に満ちた空気や、富士山からみる日の出、また満点の星空など、そんな空気に包まれた時、『ありがたいなあ~』と感じる感覚ありませんか?
そんな場所に、霊気エネルギーは、私たちにわかりやすい形で満ち満ちています。
でも霊気は、そうしたパワースポットだけでなく、ありとあらゆる場所、全ての物、事、働き、そして私たちの中にも存在しています。
レイキヒーリング(霊気法)は、その霊気エネルギーの活用法です。
1865年(慶応元年)に生まれた臼井甕男(うすいみかお)と言う人が、大正時代に始めた手当療法(ハンドヒーリング)で、正式には『臼井霊気療法』と呼ばれます。
外気功の一種ですが、それは、私たちが霊気エネルギーのクリアな通路となって、出会う人、物、事すべてを、癒していくヒーリング技法です。
私たちの中に存在している霊気と、宇宙に満ちている霊気との共振共鳴により、癒しがおこります。
昔から、多くの治療家が、手当による病気治療をしていました。
しかし、臼井先生は気づきました。手からでるこの霊気の癒しのエネルギーは、単に病気治しにとどまらないということを。
最初は手当によって、体調への癒しが起こります。
しかし、その手当を実践し続けることにより、次第に、霊気と一体になり、霊気といつも響きあうことによって、多くの気づきの体験をもたらし、幸せな人生の実現していくものだということがわかりました。
レイキヒーリングは、まずこの『手をあてる』という、手当療法からスタートし、心と体を癒していきますが、最終的に、レイキヒーリングが目指す境地は、『安心立命』です。
安心立命とは、心を安らかにして身を天命にまかせ、どんなときにも動揺しないこと。
人力のすべてを尽くして身を天命にまかせ、いかなるときも他のものに心を動かさないことをいいます。
霊気と一体となり、私たちが霊気そのものになることを目指してくのです。
その昔、多くの療法家たちが行っていた、単なる病気治療にどどまらない、今でいう、『覚醒』『悟り』の境地である、『安心立命』を目指したのです。
臼井甕男(うすいみかお)先生は、大正11年4月に東京青山で、臼井霊気療法学会を創設されました。臼井先生の門下生は、当時2千人を超えたともいわれ、さらに臼井先生と門下生によって救われた人は、数十万人ともいわれています。
臼井先生から教えを受けた、マスター(師範)は、21名。
私へ受け継がれたレイキエネルギーの流れは、次のようになっています。
臼井甕男先生
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武富威一先生(第3代臼井霊気療法学会会長)
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小山君子先生(第6代臼井霊気療法学会会長)
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土居裕先生(現代霊気ヒーリング協会会長)& 上杉理絵先生(プレマ)
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石田佳子(気づきと癒しのアロマな空間 サロンK)← タン・フイサン(シンガポール・西洋レイキ)